緊急じゃないけど重要が最重要。
企業の研修にもとりいれられることが多いので、ご存知の方も多いと思いますが、「緊急性」と「重要性」の話を。
「緊急で重要」「緊急じゃないけど重要」「緊急だけど重要じゃない」「緊急でもないし重要でもない」
この4つに、あなたがすべきと思うことを分けていくんですけど、まあ「緊急でもないし重要でもない」のは当然ほっとくとして、また「緊急で重要」なのは今すぐどうにかしていただいて(このブログ読むのはそのあとでけっこうですから(笑))、問題は「緊急じゃないけど重要」なのと「緊急だけど重要じゃない」のうち、どっちに手をつけるべきか。
「えー。まずはー、緊急な方ちゃちゃっとやっつけちゃって、それから重要な方なんじゃない?」
私はずいぶん長い間、そう考えてたんですよね。
でも、緊急だけど重要じゃないことって、見つければいくらでもあるわけですよ。部屋を片付けようとしたときに、懐かしいマンガが出てきてちょっと今読みたいと思っちゃったりするわけですよ。
そんなことに気をとられ続ける間に、時間はどんどん過ぎていき、気が付くと「緊急じゃないけど重要」なことは、いつしか「緊急で重要」なこととして目の前に迫っているか、もう間に合わなくなってるか、とっくに手遅れになっている。
そう、片付けの終わらない部屋の前で、彼女がピンポン鳴らしてるわけですよ。
だから、ホントは「緊急じゃないけど重要」なことこそ、今から手をつけるべきことなんだよ、というわけです。
そして、これは私の経験からなんですが、この「緊急じゃないけど重要」なことにこそ、自分が本当にやりたいことが書かれているもんなんですよね。
だから、クライアントにこのマトリクスを埋めてもらうと、その人が本当にやりたいことが見えてきたりします。
日常の気忙しい毎日に翻弄され、目標や夢を見失いがちだなぁと感じたなら、一度、試してみてはいかがでしょうか、ね。
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